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信用取引の評価損率を利用する方法 - 信用取引で株を始める為の株式投資入門





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信用取引の評価損率を利用する方法


下落相場が続いていますので信用取引の空売りを行なわないと現物
の買いだけでは利益をあげられるのが難しい状況にあります。



そんな中、今回は信用取引の評価損率について誠に簡単ではござい
ますが解説させて頂きたいと思います。



信用取引の評価損率は実際に信用取引を行なっている投資家の方が
平均してどの程度含み損を抱えているかを示す指標です。



この指標では概ね20%から0%の間を推移していおり、20%を示す
状態にある場合は限りなく底値圏に近い状態にあります。一方で0%
付近にある場合は天井圏を示します。



さらに正確に相場全体を測る場合は騰落レシオと併用するとさらに
指標としての精度が高まります。



ちなみに、騰落レシオは、当日の株式市場全体で値上り銘柄、値下
がり銘柄がそれぞれ何%かを示す指標です。



騰落レシオは値上りした銘柄と、値下がりした銘柄が同数の場合は
100%となります。そして、値下がりした銘柄に対して、値上りした
銘柄の数が30%なら30%となります。



この騰落レシオの直近25日分の平均値を示す「騰落レシオ25日」
という指標が相場を測る上で一般的に利用されています。



この指標が60%台に達すると底値のサインである場合が少なくない
ので信用取引の評価損率が20%台に入り、なおかつ騰落レシオ25
日が60%に到達している場合は底値圏にあると判断できます。



しかし、この指標とて完全ではありませんので、あくまでも投資判断
を下すための指標として用いることをおすすめします。
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