信用取引に限らず株式投資を行う上で何が一番のネックかといえ
ば、それは銘柄選びです。株式投資関連の書籍などでは「自分に
合った銘柄を選びましょう」と解説されていたりします。
しかし、上場している銘柄が4000社前後もある中から自分に合
った銘柄を選ぶことがどれだけ大変なことか想像つくと思います。
また株式市場がおかれている状況によって大きく伸びる企業とそう
でない企業の差が激しいので実際に個別銘柄の投資は悩みます。
ですので、セクター別で取引する銘柄を選ぶ方が、ただやみくもに
銘柄を分析するよりも比較的楽にえらぶことができます。
セクター別といっても全てを分析する必要はありません。せいぜい
上位十社程度を分析しながら業界の状況を伺います。
そして、その中から値動きが良さそうな銘柄を選んで取引し、もし
株式市場全体が上昇局面にある場合は、きりの良いところで利確
し、同セクターの買いが入っていない銘柄に乗り換えます。
今現在であれば、どのようなセクターが良いかと問われれば金融
関連の銘柄が良いかと思います。金融といっても銀行をはじめ、
証券会社、保険会社など色々ありますが、銀行がおすすめです。
理由としては、金融不安から米国の金融関連株が中心となって大
きく買われたり、売られたりしています。こうした影響をモロに受け
るのが銀行株なので動きが読みやすいという利点があります。
そして値動きが良いのも大きな魅力です。上位5社くらいを分析して
投資する銘柄を選び、信用取引で買いと売りの両方で仕掛けます。
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