株式投資をある程度長くやっていれば「何でこんな株を買ったんだろう？」、「この企
業の役員は全員退陣しろ！」、「もう2度とみたくないなど」と、思いつつも塩漬け株に
してしまったがために怒りに震えながら嘆いた経験はございませんか？
しかし、
信用取引であれば、そんな塩漬け株を資産として有効活用することができる
んです。現物取引では絶対できない信用取引だからなせる技です。
具体的にどうするのかといえば、保有している塩漬け株を信用取引をする際に証券
会社におさめる保証金(担保)として現金の代わりに使うことができるんです。
もし、一株1万円で買った株が3000円になったと仮定します。
東証一部の株を担保
に信用取引をする場合、時価の8割が評価額となり、3000円であれば、2400円が
信用取引の担保としての評価額として信用取引を行うことができます。
仮に100株持っているのであれば24万円分の信用取引を行う上での担保となります
ので、保証金の3倍まで信用取引ができる証券会社で取引されるのであれば、信用
取引で約72万円分の取引可能となるのです。
ただし、注意しなければならないのは担保として預けている株の株価が下落してしま
うと、その分担保としての評価がさがってしまいますので、極端に株価が下落してし
まった場合には追証が発生してしまう場合も十分ありえます。
塩漬け株なので株価の動きはそれほど大きくないでしょうが、万一のこともありますの
で取れるリスクの範囲内で取引することをおススメします。
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