貸借銘柄であっても
空売りできない場合が稀にあります。これは貸株が停止すること
によって空売りが一時的にできなくなるのですが、あくまでも臨時措置です。
基本的に特別な取引規制が実施されない限り、いつでも空売りすることができますので、
相場が大きく動く可能性が高い日など特定の日の
空売りを禁止するといったことはあり
ません。しかし、数ヶ月~数年間禁止される可能性はあります。
例えば信用取引が過熱して相場を著しく混乱させている場合は
証券取引所が
信用取引
について様々な規制を実施する場合があります。
また、特定の銘柄を規制する場合は証券会社によっては空売りの新規注文を受け付け
ないことがあります。実際に
「貸株停止銘柄」に指定されると、空売りはできません。
そして、貸株停止銘柄として指定される条件についてですが、空売り超過が度を越した
状態や、市場から
株式を借りて対応するのが困難な場合に適応されます
しかし、場合によっては仮に空売り超過分が度を越して多い状態にあったとしても、発行
済株式数と比較してわずかであれば規制されないケースも少なからずあります。
一方、権利確定日に株式数が不足するといった場合は大抵は一時的な現象であって、
すぐに解消されることが多いので規制されることはほとんどありません。
株式投資の世界では
信用取引の
空売りだけを中心に株取引を行っている方も少なくあり
ませんので、規制がはいることによって、場合によっては死活問題となります。
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