これほどまでに世界景気が悪化するとは昨年の今頃まで誰も予想することはできま
せんでしたので、相場が大きく下落した場合はリバウンドを狙った信用買い活発化し
たのですが、相場全体が下降局面にあるため思うようにいかない場合が多いです。
空売りの絶好機と思えるような状況が続いたのですが、残念ながら世界的に空売り
に対する規制が設けられることになったのでだいぶ落ち着いています。
空売りの場合は利益は限定的ですが、損失は無限大となってしまう可能性も高いの
で実際に株式投資をはじめて1年未満の方の多くが空売りに対する警戒感が強いで
すし、信用取引口座を開設するのはよほど担保金が豊富にないと難しいです。
しかし、下落局面においては空売り以上に有効な投資手法はないといっても過言では
ないくらい依然として
信用取引の
空売りは有効です。
最大の理由は株価は上昇するスピードよりも下落するスピードの方がはるかに早いの
で短期間で大きな利益を手にする可能性が高い点があげられます。
こうした背景には
投資家の多くができるだけ損失を限定させたいとする動きが強いの
で必然的に売りが活発化することになるわけです。
実際に
株価が上昇する過程には企業の経営がしっかりとしている上で高材料が発表
されるなど多くの点で投資家に認めらることが必要となります。
そして、反対に悪材料が発表されると、これまでの信頼を一瞬にして崩壊させること
になりますし、最悪の場合は倒産に追い込まれるケースも珍しくありません。
企業が投資家からの信頼が崩壊するにともなって株価は急落します。このスピードは
株価上昇よりも株価下落の方が圧倒的に強いです。ですので、
信用取引を行っている
投資家の中には
空売り専門の投資かも少なくありません。
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