【信用取引が分かる株式投資入門】
金利上昇により、国内景気が後退することになれば、企業の本業の
部分での売り上げ減少など大きな影響を受けることとなります。
金利変動リスクは、単に金利上昇局面で利息負担が増えるだけでは
なく、以下のような減少に振り回されることとなります。
金利が上昇することで、株価が下落しやすくなり、また反対に金利
が下降することで株価は上昇しやすくなります。
こうしたことを受け、金利が上昇すると、借入金が多い企業は利息
負担が増えることとなり業績を圧迫します。
資金調達コストも上昇するため、資金調達が減少しることから、経済
全体として設備投資が抑制されます。
また、信用取引を利用している場合におきましては、金利負担が大きく
なることとなりますので注意が必要です。
逆に金利が低下した場合、借り入れ金が多い企業は利息負担が減ること
により、業績改善が期待できます。
企業の資金調達コストが下がり、資金を調達しやすくなるからです。
しかし、金利が低下していても企業業績が低迷している時は、株価上昇に
結びつきにくいのが現状です。
逆に金利が上昇していても、金利負担を上回るだけの業績の伸びが気待
できるのであれば株価は上昇します。
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