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売買する前に損失許容額を決める - 信用取引で株を始める為の株式投資入門





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売買する前に損失許容額を決める


連日のように株式市場では乱高下しているために、中長期では買い
だけでは中々利益をあげるのが難しい相場が続いています。



ですので、売りと買いの両方が行える信用取引の魅力がより増して
いるわけですが、依然として金融市場全体が信用不安から不安定
な状態が続いているたけにこうした傾向はしばらく続きそうです。



ですので今回は、損失をできるだけ抑えるためのポイントについて
簡単ではございますが、解説させていただきます。



含み損の許容範囲ついて、本や、雑誌などには、手持ち資金に応
じた損失額の許容範囲を設定する必要性を訴えています。



しかし、これはトータルで考えた場合の最大の損失額であるので、
1回の売買で莫大な損失を許容するなどあってはなりません。


例えば300万円の現金をもとに信用取引を開始したと仮定します。


この時に、証券会社の口座に入れたお金が余裕資金であったと
しても、最悪ゼロになるのは絶対に嫌だと思うはずです。



ですので、できれば一回のトレードにおける損失額の許容範囲を
設定してから相場に入るべきなんです。



例えば1000円の株を1000株信用買いしたのであれば60円程度
値幅が取れたら売ろうと思っているのであれば、最悪20円まで下
がったら即損切りする必要がございます。



そして何より期待している値幅よりも、含み損許容ラインはできる
限り小さく抑えるのがポイントです。
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