ここ最近ふたたび東京市場の日経平均株価は乱高下を繰り返しており、大きく下げた後に
買戻しの動きが入ることで大きく戻しても、また次の日には大きく下落するといったことが
繰り返されておりますので難しい相場展開が続いています。
ですので、こうした局面では、「これ以上は下落しないだろう」、「そろそろ底まで下落したで
あろうから、今後上昇し始める」といった根拠もない予想は絶対に避けなければなりません。
もしかしたら、今年つけた年初来安値を来年早々にも割り込む可能性だって否定できない
状態にあります。もちろん再び大きく上昇する可能性もゼロではないと思います。しかし、
大きく下落して下値を模索する展開となる可能性の方が高いように思われます。
相場が底にあるのか天井にあるのかという予想は、アナリストにお任せすべきで、我々一般
の投資家は、個人的な思いが強すぎる予想よりも、相場の流れに合せるべきです。
局面によっては極端に高いところを買わされたり反対に極端に低いところを売らされていた
りする場面に遭遇してしまうケースも残念ながらけっして少なくありません。
トレンドが継続している場合ではすでに天井付近にあると思っても、いきなり高騰しだしたり、
また、反対にここが底だと思っても、底なし沼のように急落する場合もあります。
こうした状況下で投資家の多くが買えないところで買うことができ、これ以上売れないところ
で売ることができれば、これまで手にすることができなかった大きな利益が得られます。
上述した点を比較的ストレス無くできる投資家は継続的に利益をあげることができると思い
ます。こうした場合、重要となるのは、やはり適切な売買ルールを自ら作り上げて、相場の
動きに翻弄されることなく、ルールに従って売買することだと思います。
「えっ、そんなことで・・・」と、思われるかもしれませんが、実際に継続して利益をあげられて
いる方の多くが相場のトレンドに合せたシンプルな売買ルールを忠実に実行されています。
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